フシギソウの英語版はナゾノクサ
Oddish(日本語名:ナゾノクサ)
発音 :オディッシュ
元の英単語
: odd + radish + oddish
odd(オッド)
【形】変な/不規則な
「変な」っていう表現は英語でいろいろあるけど、oddにはあんまりネガティブなニュアンスがないのでよく使われるほうかなと思う。日本語の「変な」と同じ感じで使える単語。
ちなみに、「不規則な」っていう意味から派生して、oddには「奇数の」っていう意味もある。ALTの先生とかがodd number(奇数)とかeven number(偶数)とか言ってグループ分けしてくるときあるので、知っとくとパニクらずに済むぞ!
radish(ラディシュ)
【名】ラディッシュ、ダイコン
日本語で「ラディッシュ」と言えばあの赤くて丸いハツカダイコンのことなので、英語のradishも基本的にハツカダイコンのイメージがあるみたい。でも英語の場合はもうちょっと意味が広くて、ダイコン系の野菜全般を意味することもあるらしい。
日本の大根は、海外の人は知らないことが多いので、説明するとしたらDaikon radishとかJapanese radishとかかな。ちなみに欧米にはhorse radish(ホースラディッシュ)っていう白い野菜があって、これがワサビと同じ味がするので、もしwasabiと言って理解してもらえなかったらJapanese horse radishって言えば伝わる(はず)。
oddish (オディシュ)
【形】なんか変な、ちょっと変わった
不思議+草でフシギソウだけど、「不思議そう」って意味もあるのは日本人ならすぐわかるよね。これっぽいことが起きてるのがナゾノクサの英語名。Odd+radishでoddish、ナゾノクサなんだけど、一応oddish自体も単語として存在してるのよ。
そもそも、単語のうしろに-ish(イッシュ)をつけると、「~ぽい」「~風の」みたいな意味を作ることができます。「スペインの・スペイン風の」はSpanish(スパニッシュ)だし、「子供っぽい」はchildish(チャイルディシュ)。
はっきりそうとは言えないけど「~っぽい」、っていうこの表現、超便利だから話し言葉ではわりとよく聞く気がします。「何時ぐらいに終わりそう?」って聞いて、’ninish’(ナイニッシュ)とか言われたら「9時ぐらいかなー」って意味だし、「ジェームズ・ボンドっぽいw」って言いたかったら’James Bond-ish’って言っちゃえばおけ。こんな感じで-ishはもはやどんな単語にくっつけてもいいので、oddみたいなよく使われる単語にくっついちゃうのも仕方ないよね。
〈参考サイト〉