ジャニーズのペットっぽいポニータちゃん
Ponyta(日本語名:ポニータ)
発音 :ポゥニィタ
元の単語 : pony(英語)
+bonita(スペイン語)
pony(ポウニィ)【名】ポニー
「ポニーテール」っていう馬のしっぽみたいな髪型がある。この「ポニー」とは小さい馬のこと。馬は英語でhorse[ホース]だけど、horseの中にponyがいるんじゃなくて、horseとponyは一応違う動物らしい。馬っていうとすごく大きい動物をイメージするけど、ロバぐらいの小さい種類の馬もいて、そういう種類の馬がポニー。だから「ポニー=子どもの馬」っていうのは実は間違い。Horseは大人しいから人間の仕事をしてくれるけど、ponyはわりとずる賢くて、horseよりも体は丈夫なものの人間の仕事を手伝うとかは無理みたい。
普段は誰も気にしてないけど、実は狭い意味では、horseってオスの馬のことらしい。じゃあメスの馬とか赤ちゃんの馬は何て言うのかなと思って調べたら、かなりたくさん出てきた・・・。
mare[メア](メスの馬)、stallion[スタリオン](オスの馬、種馬)、folt[フォウル](仔馬)、colt[コウル](オスの仔馬)、filly[フィリィ](メスの仔馬)…などなど、そんなたくさん単語作る必要あんのかよって思うよね(笑)。学生の皆さんは覚える必要全くないのでご安心を。日本語でこれらに当たる言葉があるのか知らないけど、少なくとも英語にここまでたくさんあるのは、それだけ馬が英語圏の人たちの生活にとって欠かせないものだったからなんだろうなと思う。まあ、日本人の場合はzebra[ズィブラ]のことすら「シマウマ」って言っちゃう適当さだから、そもそもネーミングにあんまり興味ないのかも。
bonita(ボニータ)
【形】可愛い、いい
日本語名も英語名も「ポニータ」なのは意外。「~ta」で終わる単語ってあんまり英語っぽくなくて、WordFindっていうサイトで検索したら「~te」で終わる英単語が4145語なのに対して、「~ta」は470語しかなかった。「マルガリータ」(イタリア語)とか「カルタ」(実はポルトガル語)とかあるように、「~ta」で終わる単語は基本ラテン語系。で、ポニータの「タ」って何?って感じなんだけど、どうやらスペイン語のbonitaから来てるみたい。普通にprettyとかniceの意味で使われるけど、「美しい人」みたいな意味で男性が女性に呼びかけるときにも使われる。
確かにポニータはシンプルに可愛いし、ガラルだと女の子感がだいぶ強調されてるもんね。
ファッション系のお店とかの名前に使われがちな単語だし、Jpop聴いてても歌詞に出てきたこともあるので、意味は知らなくても聞いたことある単語なんじゃないかなと思う。
そもそもずっと思ってたんだけど、日本語の不便なところに、人に呼びかけるときの言葉がないってのがあると思う。特に、相手の名前を知らないと「すみません…」って話しかけるしかなくて、話しかけてるのに謝るような感じだし、全然温かみないじゃん、って思う。だからイギリスで電車に乗ってたとき、フレンドリーな感じの若い車掌さんが切符のチェックに来て、“Honey[ハニィ],”って話しかけられたのにびっくりした記憶あるな。
英語の場合はhoneyとかdarling[ダーリン]みたいな親しい人に使うものや、sir[サー]とmadame[マダム]みたいに丁寧な場面で使う呼びかけ言葉がある(“Excuse me.”でももちろんいいけど、相手が男性だったら “Excuse me, sir.”って言うと相手が絞られるし丁寧な感じ)。とりあえずこんな感じで、名前の代わりに呼びかけに使う言葉はbonitaとか以外にもいろんな言語にあって、それぞれ意味は違うけど、フランス語のmonsieur[ムッシュー]とかイタリア語のamore[アモーレ]とかが有名かな。
ちなみに、キムタクが昔飼ってたラブラドールと、中島健人が今飼ってるトイプーもボニータって名前らしい。イケイケの人はラテン系の言葉使いがち。
〈参考サイト〉