底辺高校生がめっちゃ書きそうなドガース
Koffing(日本語名:ドガース)
発音 :コフィン
元の英単語 :coughing+coffin
cough(コフ)
【名】咳【動】咳をする
ものすごく日常的な言葉だけど、教科書にあまり登場しないし覚えづらいから、知名度低めのこの単語。語尾の-ughは、発音的にはfの音になってしまう変な部分で、laugh[ラフ](【動】笑う)とかtough[タフ](【形】丈夫な)が有名どころ。
発音とスペルが合ってない単語が多いのが英語の特徴で、そういう単語=よく使う単語だから中学校で出てきちゃうので、中1のスタート時点で英語嫌いになっちゃう人が多い。漢字にひたすら時間かけることすら疑問視されてるくらいなんだから、日本の学校における英語スペル至上主義はなんとかならんのかなとは思う。間違い探しは一番採点しやすいから仕方ないんだろうけど。でもとりあえずこのKoffingは、coughingを音だけのうろ覚えで書こうとした人が書きそうな、ベタな間違いって感じ。
「咳をする」とか「くしゃみをする」とかって普通に生活に関わるから大事な単語だと思うんだけど、日常すぎて逆に全然教科書に全然出てこないんだよね。高校の教科書で「星の王子さま」があったけど、咳のシーンはカットされてたし。
なので、coughの他に、日常の生理現象に関わる、意外と知名度低い動詞をちょっと書いてみる。
sneeze[スニーズ] 【動】くしゃみをする
yawn[ヤウン] 【動】あくびをする
hiccup[ヒカップ] 【動】しゃっくりをする
burp[バープ] 【動】げっぷをする
snore[スノア] 【動】いびきをかく
しゃっくりに関しては音がリアルで覚えやすい…!そもそも日本語だと「しゃっくり」+「を」+「する」の3単語を使って組み立てないといけないけど、英語は1つの動詞で成立するからすごい楽。何でも1単語で言えちゃうから、
slurp[スラープ] 【動】(麺やスープを)ズーズー音をたてて食べる
っていうかなり具体的な状態をいう単語もあって、初めてこの単語を知ったときはちょっとびっくりした記憶あるなー。
coffin(コフィン)
【名】棺(ひつぎ)
Coughingのスペルを簡単にしただけの名前なんて単純すぎるだろ…ていうか何でing形?って思ったのでちょっと考えたら、この単語があったんだった!お腹にドクロマーク入れてるだけあって、死を連想させるこの言葉を使うのは納得。ポケモン名には珍しく-ing形を使ったのは、普通にcoughだとcoffinの音につながらないからなんだねー。
目にする機会は少ないほうが幸せな言葉なので、覚える機会はあまりないかもしれないけど、推理小説とかでは多分よく出てくるから知っておくべき単語。どっかに書いてあったけど、外国語の多読をしたいなら推理小説がおすすめらしい。(結末が気になるからどんどん進められて挫折しにくいという意味で)。
〈参考サイト〉