タマタマの汚名払拭
だいぶ更新をサボっていたので久しぶりに。
日本語ではおなじみのポケモンの名前の英語名について紹介していきます。
Exeggcute(日本語名:タマタマ)
発音 :エグゼキュー(ト)
元の英単語 : execute + egg +cute
- execute(エクセキュー)
【動】~を処刑する/~を実行する
日本語名はなんかこう下ネタっぽいので、ものすごい不憫なポケモンだけど、英語名はめっちゃちゃんとしてるのがこのタマタマ!!
ポケモンの名前には珍しく、動詞が使われているのが私的にはすごい好き。Executeという単語は、高校生ならぜひ覚えて欲しい単語で、意味は大きく分けて2つあります。
辞書でおそらく①番の意味に出てくるのは「~を処刑する」っていう意味で、タマタマに出したかったワルなイメージをうまいこと出せてる気がします。
ちなみに高校生が長文で出会うとしたら②番の「~を実行する」のほうかな。「~をする」的な意味だけど、「俺今から宿題するわ~」みたいな感じの軽い表現ではなくて、「部下はその計画を実行しなければならない(The subordinates have to execute the plan.)」的な感じで、わりとちゃんとした書き言葉でしか使われないイメージかな。
- egg(エッグ) 【名】たまご
卵を意味する’egg’が名前の真ん中にがっつり入ってて分かりやすい(笑)
- cute(キュー)
【形】かわいい、魅力的な/抜け目のない
とどめにこの’cute’って単語を入れてタマタマの可愛らしさを出しててほんとにいい名前(笑) 一応辞書で確認してて初めて気づいたんだけど、英語のcuteには日本語のキュートと同じ意味のほかに、「抜け目のない、かしこい、気が利いた」みたいな微妙にネガティブな意味もあるらしい。確かにあの顔、全然かわいくないし明らかに何か企んでるもんね。。。
〈参考サイト〉
サンダースは上院議員か地面タイプ
Jolteon(日本語名:サンダース)
発音 :ジョルテオン
元の英単語 : jolt + eon
- jolt(ジョルト)
【動】揺れる 【名】 揺れ、衝撃、ショック
「サンダー」は雷🌩のことだから、日本語名だと明らかにこいつは電気タイプだとわかる⚡
でもJoleteonの‘jolt’には、電気や雷を連想させる意味はないっぽい。何かが急に激しく動いたり、驚きなどで突然心が動かされたりすることらしいよ🙄
今月の実践ビジネス英語(NHKラジオ講座)で紹介されてた格言に、
A person without a sense of humor is like a wagon without springs.
It's jolted by every pebble on the road.
―Henry Ward Beecher
ユーモアのセンスがない人は、ばねのない馬車のようだ。
路上にあるすべての小石の衝撃を受ける。
―ヘンリー・ウォード・ビーチャー
ってのがあって、いいなと思った✨ ユーモアがあれば嫌なことや大変なことでも笑いできるから、人生うまくいくよ、ってことだと思う🙂
この言葉の中で、pebble(小石)に「ガタンガタン揺らされる」っていう意味で‘jolted’が使われてるよね。
サンダースって確かすばやさの種族値が異常だから、 ‘jolt’はなんかこう、衝撃的に速い感じをうまいこと強調できてるのかなーと思う😀 今は補正されたのかもしれないけど、初代だとミュウツーと同じすばやさっていうバグりポケモンなので...✋
ちなみに初代って明らかに手抜きのネーミングで押し切られた奴らがまあまあいて、その最たるのが「サンダース」と「サンダー」だと思うんだよね😕 電気タイプだからthunder(雷)⚡から取るにしても、ここまで被らせんなよって感じ😑 「ブースター」「シャワーズ」「サンダース」ってのにも全然統一感ないしさぁ。その点、英語名はちゃんとしてるよね🙂
ていうか今、ポケモンとかやってないちゃんとした大人にとって「サンダース」と言えば、あのバーニー・サンダース上院議員なんじゃないですかね😑
彼の名字はThundersじゃなくてSandersなので、ほんとにポケモンのサンダースとほぼ同じ発音でOK。もともとどういう意味なのかなと思って調べてみたら、Alexander(アレクサンダー)👑っていう名前が変化してSandersになったらしくて、ギリシャ語の「守る男」的な言葉がルーツらしい。
そういえば私の職場にも、本当の名前はAlexanderなのに、言いにくいから皆から「サンダー」って呼ばれてるオランダ人がいる。「アレックス」でいいじゃんって思ってたけど、今すごい納得⚡
私が見たサイトによると、Sandersはアメリカ人で多い名字ランキング第87位らしい(日本の87位は「上野」さんだから、だいぶ普通なんだろうね)。
とりあえず、英語で‘sand’(サンド)は「土」とか「砂で磨く」✨ことだから、単に‘sander’といったら、「研磨機」のことになる。英語圏の人が「サンダース」って聞いたら、「上野さん」的な名前がついた、地面とか鋼タイプのポケモンをイメージしちゃうんじゃないかな-🙄
Jolteonにしてもらえてよかったね、サンダース‼😢
- eon (イオン)
【名】とても長い期間、永遠・永劫、
地質などの時代区分
シャワーズの記事(消えるシャワーズと田舎の最強施設 - ポケモンと、ちょっと英語。)参照してね。
〈参考サイト〉
【ポケモン初代】ポケモン図鑑 – すばやさ順【赤緑青ピカチュウ】 – 攻略大百科
カメール青年のアイデンティティ問題
Wartortle(日本語名:カメール)
発音: ウォータートゥ
元の英単語: war+water+turtle +tortoise(?)
- war(ウォー) 【名】戦争
warは戦争という意味のとっても重要な単語だけど、間違って「ワー」と発音してしまう学生が多い。ほんとに多い!😓 正しくは「ウォー」。Star Wars(スターウォーズ)⭐を思い出せば間違えないよね。ちなみに、戦士のことはwarrior(ウォーリア)💂と言って、ヨガやってる女子はめっちゃ聞いたことあるはず。
- water(ウォータ) 【名】水
Waterはさすがに水のことだよね🏊この単語、ナメてる人多いと思うけど、ネイティブが手加減なしで発音してくると意外と全然聞き取れなかったりすんのよ😢
でもそれにはちゃんと理由があるから、聞き取れなくてもショックを受けなくてOK!
…それは、アメリカ英語の場合、単語の途中のtはrの音に聞こえるっていう法則のせいなんです☝
なので、アメリカ人のガチ発音はむしろ「ウォーラ」に聞こえるから、「ウォーター」を期待していると聞き逃しちゃうから注意してね!😶(英語は日本語ほど音を伸ばさないので、「ター」みたいにのんびり伸ばしてくれないと思う)
party 🥂が「パーティー」じゃなくて「パーリィ」に聞こえるのも、真ん中のtがrに聞こえるって法則の例ね。完全にカタカナ語になっちゃってる単語こそ聞き取れない、っていう罠の存在、知っとくと便利だよー😀
- turtle(タートゥ) 【名】海亀
Turtleについてはゼニガメの記事で書いたので参照してね🐢 🌊
ただ感心するのは、ここでもやっぱり漂う、名前の響きへのこだわり👂 ✨
Wartortleって発音すると、‘water’の音がそのまま聞こえるんだもん。最初は単に ‘war’+’turtle’でwartortleなのかなと思ってたけど、’water’も入ってることが音で分かっちゃうよね。💂 💧 🐢
Doctor(医者)👨⚕️は「ドクタァ」って言うように、’-tor’は’-ter’と同じ発音だからこういうことができるんだなー。
ここでさらに考察。単純にwar+water+turtleだけの名前だとしたら、wartortleではなくwarturtleでいいのでは?…って思わない??🙄
真ん中にuじゃなくてoを使ったのは、微妙にtortoiseの要素を混ぜたからな気がする…‼
そう、このtortoiseってのが、陸に生息する亀を表す言葉🐢 🌲 ゼニガメは完全にturtleだったけど、カメールに進化して、turtleなのかtortoiseなのか、ほーんの少し、怪しくなってきたっぽい。笑
たった一字の違いでこんな面白い効果を生むなんて、これ考えた人すごいよね! 🐢 ✨ ✨
まぁ、Oxford English Dictionary(全ての英単語一つ一つの歴史について引くほど詳しく書かれている、英語研究者の血と汗と涙の結晶的なものすごい辞典📘)によると、スペルがまだ確立してないレベルの大昔はturtleをtortleって書いてたころもあるみたいなんだけど、そんなの知ってる人いないと思うから関係ないかな。
あとこれも関係ないけど、ウルフルズのトータス松本さんは、大の亀好きらしい。←ウィキペディア情報🐢
とりあえず、陸亀をあらわす「トータス」って言葉は、他のいろいろな亀型(?)ポケモンの日本語名に使われてるよ。炎タイプのあいつとか、草タイプのあいつとかがいるんだけど、すぐにピンとくるかな…??🐢 🔥 🐢 🌴
〈参考サイト〉
ゼニガメの黒歴史は隠せない
Squirtle(日本語名:ゼニガメ)
発音 :ス(ク)ワートゥ
元の英単語 :squirt + turtle
- squirt(スクワー(ト))
【動】(水など)を噴出させる、吹きかける
【名】ガキ、若造
水を吹きかける表現のカタカナ語としては、spray(=スプレー)とかsplash(=スプラッシュ)とかは日本人にもなじみがあるのかな。「スプラトゥーン」🦑は、インクをsplash(splatterかも)しまくるゲームだよね🎨🔫
こんなふうに、“sp”で始まる言葉には水を放つイメージがあるっぽいんだけど、squirtはspじゃなくてsqなので、水はちょっと連想できず、今回調べるまで意味知らなかった…💦
さらにsquirtには、「未熟な若者」的な意味もあったのは驚き‼ただの「子供」じゃなくて、ちょっと嫌なニュアンスを出したいとき、日本語では「ガキ」😈と言ったりするけど、それにあたる言葉みたい🙄
こう考えると、squirtこそが、ゼニガメの英語名にぴったりだなと思う。
最後の音がtだから、turtleの’-tle’ともバッチリつながるし。
そういえば、サトシのゼニガメって、アニメ初登場時はかなりやんちゃなヤツだったんだけど、みんな知ってた…❓😕
ちなみに、サトシのゼニガメがやってたチンピラグループ「ゼニガメ団」は、英語で ‘Squirtle Squad’(スクワートゥ スクワッド)。…すごい響きがいい‼ 同じSqの音で始まるSquad(団)とくっつけるという、このセンス。英語話者というか、英語って「響き」にすごいこだわるのよね。これほんとに、英語の魅力😍
…と、ここまで書いておいて最後に忠告です💣
英単語(特に名詞)は、google画像検索にかけてみると単語のイメージが画像で出てくるから、知らない単語や覚えにくい単語が出てきたとき超おススメ‼…なんだけど、申し訳ないけども今回のsquirtだけは画像検索絶対やめてください、まじで。気分を害する人もいると思うし。…はい、ちゃんと注意したからね!🐳
- turtle(タートゥ) 【名】海亀
「タートルネック」っていう、首元から亀みたいに頭を出して着る服もあるし、turtle=亀と知ってる人はさすがに多いはず🐢 でも、亀は亀でも、海にいる亀のことだとは知ってたかな?🐢🌊
じゃあゾウガメみたいな、いわゆる「陸亀」のことは何て言うの?って思った人は、ぜひ次回のカメールの記事を読んでね🐢🌳
〈参考サイト〉
Squirtle (Pokémon)_Bulbapedia. Retrieved June 18, 2020, from
ポケットモンスター_Amazon Prime Video Retrieved June 18, 2020, from
消えるシャワーズと田舎の最強施設
Vaporeon(日本語名:シャワーズ)
発音: ヴェイパリオン
元の英単語:: vapor + eon
- vapor(ヴェイパァ)
【名】霧、蒸気 【動】蒸発する
シャワーズの名前にはwater(水) 💧とかshower(シャワー)🚿が使われてるのかなと思いきや、選ばれたのはvaporっていう単語で、意味は「蒸気」☁
初代世代の人とか、ポケモン図鑑をちゃんと読む派の人なら、シャワーズといえば「水に溶ける」イメージがあるんじゃないかな…? ただの水じゃなくて、消えていなくなる感じが、この名前ならちょっと出てる気がする🙂
Vaporっていう単語が日本人に全然なじみがないのはたぶん、 steam(スティーム)っていう、ほとんど同じ意味の言葉が入ってきてるからかも。「スチームエンジン」🚂とか「スチームアイロン」とかは普通に日本語になってるよね。(あと、なぜかゲーム販売のプラットフォーム名にも🎮)
厳密に定義しようとすると難しくなるらしいんだけど、steamは普通「湯気」の意味で使われてて、熱の有無に関わらず、蒸気全体のことを言うならvaporがいいみたい☁
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eon(イーオン)
【名】とても長い期間、永遠・永劫、
地質などの時代区分
イーブイから進化したポケモンは、日本語名だと全然統一性がないんだけど(たぶん初代のネーミングが超テキトーだったせい💀)、英語名では全て、最後に ‘-eon’がついてます。「~オン」で終わってるのって、いかにもキャラクターっぽくてかっこいい🦄
‘Eon’のもつ「とても長い期間」っていう意味も、なんとなくしっくりきてると思う。イーブイの記事で書いたけど、進化ってのは本来「とても長い期間」を要するので🐵👦
ちなみに、eonはaeonとも書くことができて、これは大型ショッピングモールの名前になってるよね。
あのロゴマークをよーく見ると、Eのところが輪っかになってるんだよね。これはaeonがもつ「永遠」という意味をイメージしているらしい😗 ジャ〇コは〇ティは永遠じゃなかったもんね
あと、「マイナスイオン」とかにある化学用語の「イオン」はスペルが違うので、eonとは関係ありません🙅♂️
〈参考サイト〉
Vaporeon (Pokémon)_Bulbapedia. Retrieved June 16, 2020, from
イオン(AEON)の由来_ブランド・社名・ロゴマーク由来辞典 Retrieved June 16, 2020, from
不遇のブースターと時事クイズ
Flareon(日本語名:ブースター)
発音: フレアリオン
元の英単語: flare、eon
- Flare(フレア)
【名】不安定な炎や光
【動】突然燃える、ゆらゆら燃える
突然だけども、2020年のポケモン・オブ・ザ・イヤー(ポケモン公式による全ポケモン人気投票)の結果を皆さんはご存じでしょうか...❓
一位はゲッコウガ先輩、二位はルカリオ先輩ということで、何かの間違いでコイルが一位になる💀(※cf. 第一次コイルショック…ページ下サイト参照)とかはなかったので、まあまあ納得のランキング。
で、このランキングの中で、ブイズ(イーブイの進化系ポケモンの総称)だけを抽出したのが、以下のランキング。
6位 ニンフィア (カロス2位)
20位 イーブイ (カント―5位)
46位 エーフィ (ジョウト7位)
57位 グレイシア (シンオウ7位)
118位 シャワーズ (カント―11位)
168位 サンダース (カントー26位)
……............え、ブースターは????!
実はこのランキング、194位までしか結果発表されてないらしく、それ以下はいわゆる「圏外」になるみたい💀
ということで、みなさんも薄々気づいてたとは思うけど、ブースターさん、唯一無二の圧倒的不人気ブイズということが、数字で明らかになってしまいました。
この企画の投票者の日本人率は不明。でもその上であくまで私の個人的な見解を言っちゃうと、「ブースター」っていう名前の「かわいくなさ」がこの結果に一役買っちゃってるんじゃないかなと思ってます🙁
「ブー」が入ると、なんか洗練されてないというか、ブーバーとかエレブーとかああいうイメージを持っちゃうので…🐷 首周りのフワッフワな感じとか、不人気ってこと一旦忘れて改めて見たら普通にかわいいのに残念😟
そんな残念なブースターは、英語ではFlareonっていう、結構いい感じの名前がついている😮✨
ここで、語源になっている ‘flare’をgoogleイメージで検索してみよう📱
太陽みたいな写真がいっぱい出てくるはず🌞
そう、太陽の表面が爆発する現象のことを、「フレア」というんです🌞 そもそもflareは、突然ぱっと燃え上がることを言うので、そのままこの理科用語に使われてます。
Flareという単語のイメージは、ずっと燃えている火というよりも、突然燃え上がったり、風にゆらめいたりして不安定な火の感じらしい🕯🕯🕯
炎タイプのポケモン名によく使われる単語なのかなと思ったけど、なぜか今のところflareon以外には使われていないみたい。じゃあどんな単語が使われてるの?って思った人は、今後もまたブログチェックお願いします。意外とfireでもないのよね🔥
また、「フレアスカート」のフレアもこのフレア👗 Flareには「服が下に向かって広がっていく」という意味もあるけど、ゆらゆら揺れる様子をイメージさせる点で、元々の意味と共通するのかな??
ちなみに私は、「フレア」とか「プロミネンス」とか、太陽表面の各名称を高校のとき地学で習ったんだけど、英単語そのままだったので覚えやすかった気がするな🌞📗
…思い出したついでに、ブースターとは直接関係ないけど、ここでクイズ!👀
太陽の表面の爆発はフレア、太陽の表面のホクロみたいな部分のことは黒点(こくてん)と言いますが、
「太陽のまわりを大きく囲むガスの層」のことはなんと言うでしょう❓
💡ヒント💡
最近連日連夜ずーっと聞いている、忌まわしい(?)あの言葉😷
正解は
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「コロナ」でした🌞
- eon
【名】とても長い期間、永遠・永劫、地質などの時代区分
今回はこれ以上書くと長くなるので、これについては次回にします💧
〈参考サイト〉
Flareon (Pokémon)_Bulbapedia. Retrieved June 15, 2020, from
第一次コイルショック_ニコニコ大百科. Retrieved June 15, 2020, from
変態のイーブイ
Eevee(日本語名:イーブイ)
発音: イーヴィー
元の英単語: evolution
- evolution(エヴォルーション)【名】進化
「進化」は英語でevolution。この単語の最初の2字EとVをそのまま読むと、「イーヴィー」となるので、それがそのまま名前になったらしい🙄
普通に「犬🐶」なら英語でdogだけど、日本語の「ワンちゃん」にあたるのはdoggy(ドギィ)、「子犬」はpuppy(パピィ)って言うので、「~ィ」で終わる名前はなんとなく幼くてかわいいイメージがあるんじゃないかな。だから“EVでEevee”とかいう超単純なネーミングでもしっくりきちゃってるのかも。
「~ィ」で終わるかわいさの感じは日本語でも同じで、赤ちゃんポケモンのブビィとかピィとか、小っちゃいポケモンの名前によく使われてるよね👶 でもVの音は日本語にはないから、Eeveeの日本語名は「イーブイ」になってしまい、かわいさが全然出てなくてすごい残念💀
余談だけど、「進化」という言葉は本来、猿人が今の人間になったように、生き物が何世代もかけて変化していくことをいうらしい。なのでポケモンのように1匹の動物が成長して姿を変えることは、生物学的には「進化」と言えないみたい📗
じゃあポケモンの進化は生物学的に何なの?っていうと、それは「変態」って現象らしい。これは、青虫🐛がサナギや蝶🦋に変わることをさすからね。
でも変態って、あまりに聞こえが悪いので(笑)、ポケモンの世界ではあくまで「進化」と言うことにしてるみたい🙄 英語でも、evolution(進化)に対して、transformationとかmetamorphosisとかが「変態」にあたるんだけど、長いからか、やっぱりポケモンではevolutionと言ってます。
ちなみに、芸人のゴー☆ジャスがよく言ってる「レボリューション!」(=revolution)は、「革命」という意味なんだけど、今回のevolutionと混同しがち🌍
〈参考サイト〉
Eevee (Pokémon). (n.d.). Retrieved June 13, 2020, from
ゴー☆ジャス 新 ネタ 令和 最速. Retrieved from
ピカチュウは魔法の言葉?
ポケモンの英語名を考察
ネコは英語でcatというように、ポケモンの名前も、日本語と英語では違うんです。
英語版のポケモンをやってると、「おおー✨」って思うネーミングがけっこうあって、英語に興味ないちびっ子にも、大きいお兄さんお姉さんにも、特にこれといって属さない人たちにも、いろんな人に知ってもらいたいので、ムダ知識を総動員して書いてみようと思います。
書きたいやつはいっぱいあるんだけども、どれから始めたらいいか迷いすぎて2か月が過ぎた(自己嫌悪)ので、結局ピカチュウから始めることにした😶
Pikachu(日本語名:ピカチュウ)
発音: ピカチュゥ ※太字はアクセント(強く発音するところ)
元の英単語: 基本的には なし(…でも、pika+peek-a-boo?)
- pika(ピカ)【名】ナキウサギ
世界一有名なポケモン・ピカチュウの英語名は、日本語名そのまま。世界一有名なネズミといえばたぶん幕張あたりにいるあの黒いネズミなので、この黄色いのは圧倒的二番手といったところ🐀
「ピカチュウ」はもはや単語として世界的に有名だけど、電気が光るイメージの「ピカピカ」と、ねずみの鳴き声の「チュウ🐭」の組み合わせってことは、日本人ならすぐわかるはず。なんとなく誇らしい😗
でも、英語の‘pika’にも一応意味があり、ナキウサギという動物をさすってことは知られてないのでは??どんな見た目か気になったのでググったら、一応ウサギに分類されているものの、モルモットのような、ネズミ感しかない動物だった🐹笑
ページ下の参考サイトにのっけといたので気になる人は見てね笑
- peek-a-boo(ピーカーブー)
【名】いないいないばあー
「いないいないばあー😛」は、英語でpeek-a-boo!
これ、「ぴーかーちゅー」と、なんとなく似て聞こえるんだが…!!(みんなも大谷育江さんヴォイスで脳内再生されるよね...?)
名前を呼ぶと、誰もが知っている、子供たちを笑顔にする魔法の言葉が聞こえちゃう!そんなpikachuだから、世界中で人気が出るのも納得✨
ちなみに、第6世代(XY)で初登場する某ゴーストポケモンで、peek-a-booをもっと直接的に使った名前のポケモンがいるんだけど、そのまますぎて書いても面白くないのでクイズにしとこっと。
💡ヒント💡
①ゴーストタイプ👻
②みんなの好きなミミッキュではございません
③くさタイプ🌱
答えは↓
Pumpkaboo (Pokémon) - Bulbapedia, the community-driven Pokémon encyclopedia
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〈参考サイト〉最終閲覧日:2020年6月11日
Pikachu (Pokémon). (n.d.). Retrieved June 11, 2020, from
Smith, A. (2019, June 14). Pika. Retrieved June 11, 2020, from